30万人超にご利用いただく
調査・評価専門会社
豊富な実績、科学的な知見、柔軟性・フットワークなど、
人事、組織分野における調査・評価専門会社ならではの強みを備えており、安心してお任せいただけます。
リアルワンの従業員満足度調査
(ES調査)
従業員満足度調査(ES調査)の導入では、大きな検討ポイントとして
「調査項目」「調査方法」「調査レポート」があります。
調査をスムーズに実施し、有益な結果を得るためには、これらの慎重な検討が欠かせません。
リアルワンは、調査・評価専業ならではの高い専門性と多くの経験を蓄積しているため、
安心してお任せいただくことができます。
従業員満足度調査(ES調査)の
調査項目
調査項目
リアルワンの調査項目の標準構成は、「質問項目87問+自由記述+属性」です。
回答時間は15分~25分程度が目安です。
これまでの科学的研究によると、従業員満足(ES)は、「全体満足」と「領域別満足」に分かれ、「領域別満足」はさらに「仕事内容」「組織」「職場仲間」「待遇」の4領域に分けられるとされています※。
※Locke, E. A. (1976). The nature and causes of job satisfaction. In M. D. Dunnette (Ed.), Handbook of industrial and organizational psychology. Chicago: Rand McNally.
- 全体満足
- 全体的に抱く満足感
領域別満足
領域ごとに抱く満足感。
仕事内容、組織、仲間、待遇。
-
仕事内容
-
組織
-
職場仲間
-
待遇
全体満足の内容
全体満足は、従業員満足度調査(ES調査)の中核となる指標です。
従業員が仕事や組織に対して抱く全体的な満足感を調査します。
全体満足
(中核指標)
従業員が全体的にどの程度満足しているか。
例)大体のところ、今の仕事に満足している。
領域別満足の内容
領域別満足では、企業や組織のさまざまな側面を網羅的に調査することができます。
仕事内容の領域で6側面、組織の領域で7側面、職場仲間の領域で7側面、待遇の領域で8側面が標準で用意されています。
-
仕事内容の領域
- 意義と責任
- 能力の活用
- 成長の実感
- 自律性
- 仕事の多様性
- フィードバック
-
組織の領域
- 経営方針
- 意志決定
- 闊達な風土
- 変革の風土
- 顧客志向
- 情報伝達
- 組織の倫理観・モラル
-
職場仲間の領域
- 経営者(ビジョン)
- 経営者(社員との関係性)
- 上司(業務の遂行)
- 上司(配慮の行動)
- 部署内の連携
- 部署の成長努力
- 部署間連携
-
待遇の領域
- 給与
- 評価と褒賞
- 昇進・昇格
- 福利厚生
- 能力開発の機会
- 働く環境
- 仕事の負荷
- 雇用の安心感
その他の要素(項目)
自由記述
意見や考えを自由に記入いただく設問です。その時々の課題や関心テーマなども設置いただけます。
アンケート項目では収集できない、より深い意見(情報)を集めることができます。
属性
回答者の属性をたずねる設問です。ご希望の属性を設定していただけます。
属性による集計や分析は有益な情報が得られるため、リアルワンからも効果的な属性を提案します。
【一般的な例】
- 部署
- 役職
- 職種
- 勤続年数
- 性別
- 年齢層 など
調査項目の品質
調査項目は一見単純に見えるため、「会社が知りたいことを聞けばいい」「どの業者のツールを選んでも一緒」と軽く考えがちです。
しかし、不適切な調査項目では、良い回答が得られず、調査の実施自体が無駄になる恐れがあります。
リアルワンの従業員満足度調査(ES調査)の調査項目は、科学的な背景を基にしており、
世界的に著名な項目※1を基に、日本の環境に合わせて開発しています。
心理学が定める「信頼性」と「妥当性」という品質基準を満たしており、安心して実施いただける調査項目です。
※1参照(一部)
MOAQ(Michigan Organizational Assessment Questionnaire)(Cammann, Fichman, Jenkins, and Klesh 1983)
MSQ (Minnesota Satisfaction Questionnaire)(Weiss, Dawis, England, and Lofquist 1967)
Job Satisfaction Survey(Spector 1985)
信頼性と妥当性の意味
従業員満足度調査(ES調査)で使用される調査項目は、一般的に「心理尺度」と言われ、精度の高さを「信頼性」と「妥当性」という数値で表します。文字通り、調査項目が「信頼できる」「意味のある」ものかどうかを示す指標であり、質の良い調査項目では、必ずそれらの数値が提示されています。
調査項目を選択される際は、活用のしやすさや目的との合致などの利便性に加え、「信頼性」と「妥当性」の基準を満たす項目が重要です。
信頼性
リアルワンの評価項目の「信頼性係数(α)」は
次のようになっています(一部)。
領域 | 信頼性係数(α) |
---|---|
能力の活用 | .851 |
経営方針 | .853 |
上司(配慮の行動) | .906 |
給与 | .820 |
※一般的に、信頼性係数は通常0.7後半以上であれば適切な尺度とされていますが、リアルワンの従業員満足度調査(ES調査)の調査項目は、0.769以上と全ての項目が0.7後半以上となっており、精度の高い調査を行うことができます。
妥当性
リアルワンの評価項目の「妥当性」の例として、外部変数との関係(相関係数)は次のようになっています(一部)。
組織への愛着感 | 0.806(**) |
---|---|
離職意思 | -0.550(**) |
生活満足感 | 0.418(**) |
※「**」=1%水準で有意(** p<.01)
※上記データは、当社が2011年10月に実施した全国調査(N=2,483)の結果から算出されたものです。
調査項目のカスタマイズ対応
貴社のご状況やご要望に合わせて調査項目をカスタマイズし、
従業員満足度調査(ES調査)を実施していただけます。
専門家からのアドバイスや提案によって、より充実した適切な調査項目をご用意いただけます。
具体例
-
営業職に特化した調査項目、代理店チームに特化した調査項目 -
キャリア変更、部署異動に関する調査項目 -
誇り、コンプライアンスに関する調査項目
-
標準調査項目の調整
対象者の状況や負担などを考慮し、調査項目の選定ができます。職種や部署・部門単位での変更も可能です。
-
調査項目の追加
貴社が用意する調査項目を追加して実施することができます。
追加項目の例
- キャリア、社員教育、福利厚生などについての具体的な要望調査
- 施策実施後や制度導入後の実態調査
- コンプライアンス、ハラスメントなどに関する実態調査
-
オリジナル調査項目の作成
リアルワンは、貴社独自の調査項目の作成を支援しています。
標準の調査項目は、全国値との比較ができ、負担少なく実施できる点がメリットですが、やや一般的で抽象的な内容です。
オリジナル調査項目によって、貴社の状況により合致した調査を実施できます。